黒枝豆 丹波篠山
初めて丹波篠山に黒豆の枝豆を買いに行ったのはもう30年も前になると思う。
体育の日ごろになると道端で各農家の直売が始まる。
何年か通っているうちに丹波篠山の黒豆でも特に川北産が良いと聞き、川北地域をグルグル回ったが直売農家は見つからなかった。
ちょうど畑に居た農家の人に売ったもらえないか声をかけると今年は酷い不作で売ることはできないが、来年来てくれたら分けると言われた。
そのお宅は川北産の元祖のお宅らしく色々説明してくれた。
川北産の黒枝豆は歯にくっついて取れないぐらいねちっとしているのが自慢だと言う。
そうこうしているうちに川北産の直売所が出来たのでそこで買うようになった。
以前は和歌山では黒豆の枝豆は見かけなかったが、だんだんと和歌山でも産直売り場などで粒は小さいが黒豆の枝豆を見るようになった。
最近は粒も大きくなって丹波篠山にそう引けを取らないものもあるようになった。
特に鞆渕(ともぶち)という地区で生産が盛ん。
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